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知的財産シンポジウムにて~東京ブラインド工業(株)

東京都中小企業知的財産シンポジウム


本日は都庁で行われた「東京都中小企業知的財産シンポジウム」を聴講してきました。

伊藤元重氏(東京大学大学院経済学研究科教授)による基調講演も参考になりましたが、経営承継の視点でより参考になったのは、後半のクロスセッションで登壇された櫻井武志氏(東京ブラインド工業株式会社・代表取締役)のお話です。

同社は新連携の認定を受けており、各所で事例紹介されているので、ご存じの方も多いことでしょう。
吸音ブラインド、国内産杉製ブラインド等、ユニークで差別化された商品を指向し、大手と競合しないニッチ市場で戦っており、中小企業の戦略実例として参考になります。

上記のようなユニークな取り組みのルーツは、櫻井氏が2代目として同社に入られた頃に遡ります。
自社の経営状態を把握し、業界における大手の力の強さ(2社で8割)、自社の名前を皆知らないという現実に直面して、「このままではいずれダメになる」と強い危機感を抱いたそうです。

そして、古参従業員の多くに「2代目が何かバカなことをやってるな」という目で見られながら、ヨーロッパ諸国などを歴訪して世界レベルでブラインド市場を把握したり、自社だけでできないことには他の企業と連携して取り組んだりして、上記のようなオンリーワン製品を創り出す道を歩みます。

今回のメインテーマである知財についても、「意匠登録を出願中であることを伏せて同業大手に自社製品を見せたところ、1か月後にショールームに自社製品そっくりの品が展示されていた」など、生々しいお話を伺えました。

先代や古参従業員が抵抗勢力、というのは割とよくあるパターンですが、強い危機感と会社への思いを持って状況を切り開いていく、「経営革新を推進する2代目」のよい例を見せて頂けたシンポジウムでした。
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[ 2010/04/16 20:00 ] 事業承継 | TB(0) | CM(0)
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